『サイバーパンク2077』エンディング解説

※この記事はメインストーリーの結末に関する重大なネタバレを含みます。未プレイの方や結末を知りたくない方はご注意ください。

本作のエンディングは、メインジョブの最終盤にあたるジョブ内で、屋上でジョニーと話す場面での選択によって大きく分岐します。基本的な結末は次の5パターンに分けられます。

悪魔エンド(荒坂への協力ルート)
荒坂ハナコの提案を受け入れ、荒坂コーポレーションに協力する形で生存の道を探るルートです。V個人の自由よりも組織の力に頼る選択となり、その後のVの立場や自由が大きく制限される結末につながります。

星エンド(パナム・エイルデカルド一家ルート)
ノマドの仲間であるパナムとエイルデカルド一家に協力を求め、彼らとともに荒坂タワーへ攻め込むルートです。仲間との強い絆を軸にした展開で、比較的希望の持てる結末として知られています。

太陽エンド(ローグとの襲撃ルート)
伝説の傭兵ローグとともに単独で荒坂タワーに攻め込むルートです。ローグとの関係を深めていた場合に選べる展開で、犠牲を伴いながらも目的を果たそうとする道になります。

節制エンド(ジョニーに身体を譲るルート)
Vが自らの意識を諦め、ジョニー・シルヴァーハンドに身体を譲るという選択です。Vというキャラクターの結末としては重いものになりますが、ジョニーというもう一人の主人公の視点からは新たな結末とも言えます。

隠しエンド(自殺ルート)
特定の条件下(仲間との関係を深めずに屋上の会話で消極的な選択を続けた場合など)でのみ発生する隠し要素で、Vが全てを諦めてしまう最も救いの少ない結末です。

なお、拡張コンテンツ「仮初めの自由」を導入している場合は、ソミ・ソン関連のストーリーラインが追加され、上記の分岐にさらに新たな選択肢が加わる形になります。どのエンディングも、それまでのサイドジョブの進行度や仲間との関係構築によって細部の展開が変化するため、事前に主要な仲間のクエストを進めておくと選べる結末の幅が広がります。

エンディングを選ぶ上で押さえておきたい前提条件

どのエンディングに分岐できるかは、最終盤の屋上での会話だけで決まるわけではなく、それまでのサイドジョブの進行状況に大きく左右されます。パナムやジュディ、リバーといった主要人物との絆を深めるサイドジョブを進めていないと、該当するルートの選択肢自体が屋上の会話に出てこないことがあるため、初見で特定の結末を狙いたい場合は、事前にメインとなる仲間たちのクエストラインを一通り進めておくことを強くおすすめします。

初見プレイでどのエンディングを選ぶべきか

初めてクリアするのであれば、仲間との絆を軸にした星エンドが、Vというキャラクターの物語として一番納得感のある着地になりやすいと感じます。一方で、ジョニーというもう一人の主人公の視点を重視したい人には節制エンド、単独での生き様にこだわりたい人には太陽エンドなど、それぞれのエンディングが異なるテーマ性を持っているため、1周目でどれか一つに絞らず、複数のセーブデータを残して見比べてみるのもおすすめです。

エンディング後に残る余韻について

どのエンディングを選んでも、エンドロール後にVやジョニーの視点から振り返るような演出が用意されており、ただ「クリアした」で終わらせない余韻を残す作りになっています。複数の結末を見比べることで、本作が単なるハッピーエンド・バッドエンドの二択ではなく、何を優先してナイトシティを生き抜くかという価値観そのものを問いかけてくる物語だったことに、あらためて気づかされます。

まとめ

『サイバーパンク2077』のエンディングは、どれか一つが「正解」というわけではなく、Vとしてどう生きたいかという価値観の違いがそのまま結末の違いになる構成になっています。1周で終わらせず、複数のエンディングを見比べることで、この作品が描きたかったテーマがより立体的に見えてくるはずです。ネタバレを気にせず読める段階まで進んだ人は、ぜひ他のルートも確認してみてください。

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